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鳩時計の故郷 ドイツの自然と文化について


ドイツの自然

当店で取り扱う鳩時計の故郷・ドイツといえば、我が国では精密機械工業や重化学工業などのイメージがありますが、実は自然にも恵まれた国です。

ドイツは北は北海、ヴァルト海に接し、国土はおおむね北部に平原が広がり、南端はアルプスに接しており山岳地帯となっています。
ドイツ中部から南部国境地帯にかけては、シュバルツヴァルト(黒い森)に代表される森林地帯が点在します。
また、ドイツ国内にはライン川やドナウ川など世界的にも知られたヨーロッパを代表する大河も流れています。
ドイツの人達はこれらドイツの自然をとても愛し、美しい自然の中でのハイキングやサイクリングなどを楽しむ人も多いようです。
また、「ノイシュバンシュタイン城」に代表される「ドイツ・ロマンチック街道」や「ローレライの岩山」で有名な「ライン下り」など、自然と中世の歴史的遺産の素晴らしい組み合わせを楽しめるのもドイツ観光旅行の特徴です。

 

ドイツの主な河川

ライン川
ドイツでは「父なる川」と呼ばれる大河。スイスアルプスに源を発し、ドイツ・フランス故郷を流れオランダにて北海に注いでいる。流域にはヨーロッパ最大の工業地域を抱えています。
中流域のマインツからコブレンツの間には中世の古城が点在しロマンチックラインと呼ばれています。中でも世界文化遺産に登録されたローレライの岩山は多くの観光客を集めており、ドイツ観光の目玉といえます。

ドナウ川
ドナウ川は、世界的にも知られたヨーロッパで2番目に長い川です。ドイツ南部・シュバルツヴァルト(黒い森)地方を発し、東欧諸国を流れ、ルーマニアで黒海に注いでいます。
ヨハン・シュトラウス2世の作曲した「美しき青きドナウ」というワルツでも有名です。

エルベ川
エルベ川はチェコ・ポーランド国境付近より発し、ドイツ東部を流れハンブルグで北海に注いでいます。
ドレスデン付近のドレスデン・エルベ渓谷は城、教会、などの文化景観のため世界遺産に登録されています。


ドイツの主な山

ツークシュピッツェ山
ツークシュピッツェは、標高2962m。ドイツ・オーストリア国境・バイエリッシュ・アルペン山脈にあるドイツ最高峰の山です。
山頂へはケーブルカーやラック式鉄道によって登れ、多くの登山客で賑わっています。


ブロッケン山
ブロッケン現象で有名なドイツ中部・ハルツ山脈の最高峰。標高1142mでなだらかな山です。山頂へは機関車で登ることができます。
この山には1年に1度、魔女が集まるという伝説があります。


ドイツの森林

黒い森
ドイツ語で「シュヴァルツヴァルト」と呼ぶドイツ最大の森林地帯。ドイツ南部・バーデン=ヴュルテンベルク州に広がっています。植林されたモミの森が黒く見えることから黒い森と呼ばれています。この森林地帯は南北におよそ160キロ東西におよそ40〜50キロほどもある。この地域ではカッコー時計などの精密産業が有名です。トリベルクにはドイツ時計博物館があり、時計産業や時計職人の歴史を知ることができます。
黒い森は名作「車輪の下」で知られるドイツの偉大な作家・へルマン・ヘッセの故郷でもあります。


バイエルンの森
オーストリア国境付近にある森林地帯で、別名「ヨーロッパの緑の屋根」と呼ばれ、中部ヨーロッパ最大の森林地帯です。また、ドイツで初めての森林保護区でもあります。
ハイキングやサイクリングに人気のある森です。

オーバープファルツの森
オーバープファルツの森はドイツ・チェコ国境付近に位置し、ナーブ川沿いに広がっています。全長は100kmほどもあり、オーバープファルツの森には城や城跡が多く見られます。
川と湖に恵まれ、キャンプやハイキングを楽しむ人たちに人気のある地域です。


ドイツの湖

ボーデン湖
ドイツ最大の湖で、ドイツ南部国境地帯に位置する湖。ヨーロッパではレマン湖についで2番目に大きい湖です。ライン川が流れ込み、再び出て行く湖です。湖周辺ではブドウの生産が盛んです。


ミューリッツ湖
メクレンブルク=フォアポンメルン州の南にあるドイツで2番目に大きな湖です。ミューリッツ湖のあるメックレンブルクの湖沼地帯は森や丘陵、湖、湿原など美しい自然が特徴で、自然を愛する人々に大変人気があります。



ドイツの食べ物・飲み物

ドイツの食べ物・飲み物といえばみなさんすぐ思いつくのはソーセージとビールではないでしょうか?
ドイツ料理にはフランス料理のような華やかさも無く、イタリア料理のような多彩さもありませんが、私はドイツ料理は家族で囲む食卓にピッタリの“あたたかみの感じられる料理”だという気がします。

ドイツ料理といえば真っ先にうかぶのがやはりソーセージ(ヴルスト)ではないでしょうか。
このソーセージはドイツ国内では地域ごとに特色があり、太く大きなタイプのフランクフルト名産・フランクフルターヴルスト(いわゆるフランクフルト)や、短いタイプのミュンヘナーやニュルンベルガー、細長いタイプのチューリンガーなどがあります。
日本でのソーセージ製造方法は、第一次大戦時にソーセージ職人であったドイツ人捕虜から伝わったものが全国に広まったとされています。 

ハンバーグ
それから忘れてはいけないのがハンバーグ。現在世界中の人々に愛されているこの食べ物は、もともとドイツの港町・ハンブルグで労働者向けとして人気のあったタルタルステーキが原型とされ、これを焼いて各種のソースをかけて味付けしたものがその後広まっていったとされています。


ジャーマンポテト
現在では日本でもおなじみのジャーマンポテトはドイツの家庭料理です。簡単に言うとじゃがいもとベーコンのバター炒めです。おかずとしても美味しいのですが、やはりビールと供にいただくと最高です。


アイスバイン
アイスバインとは、塩漬け豚すね肉を各種香辛料などとともに数時間煮込んで作る伝統的なドイツ家庭料理です。マスタードをつけて食べることが多いようです。
アイスバインの名は、もとはラテン語で坐骨という意味の言葉から来ており、冷たいというわけではありません。
アイスバインの付け合せにはザワークラウトが定番です。

シュニッツェル
ドイツにはシュニッツェルと呼ばれるカツレツがあります。これは牛・豚・鶏の薄切り肉をさらに叩いて薄く延ばし、溶きたまご、小麦粉を付けてラードなどで揚げた物です。


ザワークラウト
最近では日本でも時々目にすることができるようになったものがザワークラウト。
ザワークラウトは、アルザス地方の郷土料理でキャベツの漬物です。千切りキャベツを塩水、香辛料などと一緒に漬け込みます。酢は使いませんが、乳酸発酵するため酸味が感じられます。
ザワークラウトはソーセージやアイスバインなどといった肉料理の付け合せとして食べられることが多いです。

バウムクーヘン
ドイツの代表的なお菓子といえば、みなさんご存知のバウムクーヘンがありますね。バウムクーヘンはドイツ語で「木(バウム)のお菓子(クーヘン)」という意味で、木の年輪のような模様があることからそう呼ばれています。

クラップフェン
クラップフェンはドイツで食べられている揚げパンの一種です。いろんな種類がありますが、北部ドイツのベルリーナーが有名。ベルリーナーは揚げパンの中にジャムなどを詰めたもので外側には粉砂糖などをかけたものです。


シュヴァルツヴァルト・トルテ
シュヴァルツヴァルト・トルテはドイツのシュヴァルツヴァルト(黒い森)とその特産品のさくらんぼをイメージしたケーキ。さくらんぼの蒸留酒・キルシュやさくらんぼの実を使って作ります。


マルチパン
砂糖とアーモンドを挽き、練ったお菓子。リューベック名物で、マジパンともいう。
昔リューベックが飢饉にあった時に、パン職人がたくさんあったアーモンドを使って作ったのが始まりとされる。パンというが実際はパンではない。

パン
特にドイツ料理という訳ではないのですが、ドイツ人はよくパンを食べます。ドイツでは各種様々なパンが食べられており、日本から来た人達にも「美味しい」と評判が良いようです。


ラウゲン ブレッツェル
ラウゲン・ブレッツェルはドイツで食べられている8の字にも似た形をしたパンです。 小麦、イースト、塩、水を主原料として作られるので、最近有名になったベーグルに似た感じのパンです

ビール
ドイツといえばビール、ビールといえばドイツというくらい、ドイツではビールが愛されています。
ドイツはラガービール(日本でも最も飲まれているビール。世界的にも主流である)の発祥の地です。ドイツでは国内に非常にたくさんのビールメーカーがあり、様々なビールが売られています。価格も安く、清涼飲料水よりも安いことが多いようです。
日本ではビールは必ず冷やして飲まれますが、ドイツでは常温で飲まれることの方が多いようです。

キルシュヴァッサー(キルシュ)
さくらんぼ(キルシュ)を潰して発酵させ、寝かせた後に蒸留する酒。
お菓子作りに利用されることが多いシュヴァルツヴァルト地方の名産品。

ワイン
ドイツと言えばビールのイメージが大変強いのですが、実はワインも多く生産・消費されています。
特にモーゼル川流域で生産されるモーゼルワインは有名である。


 

その他のドイツあれこれ…

 

オクトーバーフェスト
ドイツ・バイエルン地方の都市・ミュンヘンで毎年9月半ばから10月上旬に開かれる、新しいビールの醸造シーズンの幕開けを祝う祭りで世界最大のお祭りです。会場は42ヘクタールもの広さで、入場料は無料。
会場内では期間中、移動式遊園地などの催し物も開かれ、人々は屋台でビールや食べ物を楽しみます。
もとはバイエルン王国の王大子ルードヴィヒとテレーゼ・フォン・ザクセン=ヒルトブルクハウゼンの結婚式の際に行われた競馬がルーツとされます。

 

ロマンチック街道

ヴュルツブルクを起点とし、フュッセンを終点とする全長350キロの街道のことで、いわゆる「ロマンチック(情緒豊かな)な道」という意味ではなく、「ローマへ続く巡礼の道」という意味です。
街道沿いには中世の歴史を色濃く残す27の町が点在し、美しい自然も楽しめます。
ワグナーを愛し、狂王とも呼ばれたバイエルン王ルートヴィッヒ2世が築城した、別名・新白鳥城とも呼ばれるノイシュヴァンシュタイン城が特に有名です

 

マイスター制度
マイスター制度とはドイツのモノ作りの原点とされる制度で、マイスターとは職人、名人という意味であり、公的な技術資格です。
マイスターになるには、見習いなどの修行期間を経て職人として技術を磨き、専門学校等で理論を学び、その職種についての深い知識を身に付けた後に試験を通過しなければなりません。
職種によってはマイスターの資格を得ないと開業できないものもあります。
マイスター制度の特徴は、職人としての実地の技術習得と理論学習を同じように重視している点にあると言えるでしょう。